「7月に行く京都旅行、何があるかイマイチわからない…」
「定番の祇園祭以外にも楽しそうなイベントってないかな?」
「せっかくの京都だから、夏の思い出に残る体験がしたい!」
そう思うかたも多いのではないでしょうか?
7月の京都は、1ヶ月かけて行われる祇園祭をはじめ、歴史を感じるお祭りや涼を感じられるイベントなど魅力が盛りだくさん!
そこで今回は、7月の京都で開催されるイベント情報を徹底解説します。
祇園祭の見どころはもちろん、貴船神社の水まつりや幻想的なライトアップ、少し変わったかぼちゃ供養など、地元民だからこそ知る穴場情報も満載です。
さらに、浴衣を着ての散策や納涼床での食事など、夏の京都を満喫できるおすすめアクティビティもご紹介します。
この記事を読めば、あなたにぴったりのイベントがきっと見つかるはず。
7月の京都旅行計画の参考に、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
7月京都のイベント何があるの?知っておきたいイベント情報!
1-1. 7月 京都のイベントカレンダー|定番から穴場まで網羅!
7月は、祇園祭や貴船の水まつりなど、京都の夏の風物詩が目白押し!
他にも、歴史や文化に触れるイベント、涼を求めるイベントなど、様々なイベントが開催されます。
落ち着いて過ごせるお寺でゆっくり時間を過ごしたり、浴衣を着て夏祭りを楽しんだりと、色々な楽しみ方ができるのも7月の京都の魅力です。
この記事では、7月の京都で楽しめるイベントを、定番から穴場まで網羅してご紹介します。
日付 | イベント名 | リンク |
---|---|---|
7月1日 | 祇園祭(7月1日~31日) | 祇園祭公式サイト |
7月1日 | 貴船神社 七夕笹飾りライトアップ(7月1日~8月15日) | 貴船神社 |
7月1日 | 賀茂御戸代能「薪能」【上賀茂神社】 | 上賀茂神社 |
7月6日 | 高台寺 七夕会 夜間特別拝観(7月6日・7日) | 高台寺 |
7月6日 | 古都の名刹・高台寺 「七夕のお茶会」(7月6日・7日) | 高台寺 |
7月7日 | 貴船の水まつり(七夕神事)【貴船神社】 | 貴船神社 |
7月7日 | 精大明神例祭「七夕祭」【白峯神宮】 | 白峯神宮 |
7月7日 | 三室戸寺 あじさい園の公開とライトアップ(6月1日~7月7日) | 三室戸寺 |
7月7日 | 恋愛成就七夕祭【地主神社】 ※社殿修復⼯事のため、閉⾨しています。 |
地主神社 |
7月10日 | 祇園祭 前祭 宵山(7月10日~14日) | 祇園祭公式サイト |
7月13日 | 虫送り【左京区久多】 | 京都観光Navi |
7月13日 | ハス酒を楽しむ会【三室戸寺】 | 三室戸寺 |
7月13日 | 祇園祭 長刀鉾稚児社参【八坂神社】 | 祇園祭公式サイト |
7月13日 | 祇園祭 久世駒形稚児社参【八坂神社】 | 祇園祭公式サイト |
7月14日 | 祇園祭 前祭 宵山(7月10日~14日) | 祇園祭公式サイト |
7月17日 | 祇園祭 前祭 山鉾巡行・神輿渡御 | 祇園祭公式サイト |
7月17日 | 天得院 桔梗を愛でる特別拝観(6月28日~7月17日) | 天得院 |
7月19日 | 御手洗祭【下鴨神社】7月19日~28日 | 下鴨神社 |
7月20日 | お涼み神楽【城南宮】 | 城南宮 |
7月21日 | 本宮祭【伏見稲荷大社】(7月20日~21日) | 伏見稲荷大社 |
7月21日 | ききょうの里 6/22〜7/21 | ききょうの里 |
7月24日 | 祇園祭 後祭 山鉾巡行・神輿渡御・花笠巡行 | 祇園祭公式サイト |
7月25日 | 鹿ケ谷カボチャ供養 【安楽寺】 | 安楽寺公式サイト |
7月31日 | 祇園祭 疫神社夏越祭 | 祇園祭公式サイト |
7月の京都では、伝統的な祭りや、夏の風情を楽しむイベント、そして涼を求めるイベントなど、様々な催しが開催されます。
特に7月は祇園祭で1ヶ月間街が賑わいを見せます。
その他にも、貴船神社の七夕笹飾りライトアップ、そして安楽寺のユニークな鹿ヶ谷かぼちゃ供養など、
忘れられない夏の思い出になるようなイベントが盛りだくさんです。
7月の京都といえばコレ!【祇園祭】
【祇園祭】見どころ満載!京都最大の祭りを徹底解説
7月の京都の風物詩といえば、祇園祭!
毎年7月1日から31日まで開催され、1ヶ月間様々な神事が執り行われます。
中でも山鉾巡行は必見です。
華やかな山鉾が街を練り歩く姿は圧巻で、京都の夏の熱気を肌で感じることができます。
祇園祭は、京都の夏を象徴する一大イベントであり、日本三大祭のひとつです。1100年以上の歴史を持ち、疫病退散を祈るために始まったこの祭りは、7月1日から31日までの1か月間、八坂神社を中心に多彩な行事が繰り広げられます。以下に、祇園祭の見どころを紹介します。
祇園祭の見どころ
山鉾巡行(やまほこじゅんこう)
京都の夏「衹園祭」
後祭の山鉾巡行
およそ5万人の人出https://t.co/123ijoZK1w pic.twitter.com/waoFvH0yUB— NHK京都 (@nhk_kyoto) July 24, 2023
祇園祭のハイライトは、7月17日と24日に行われる山鉾巡行です。34基の山鉾が京都の街を練り歩く様子は圧巻で、「動く美術館」とも称されるほど豪華絢爛な装飾が施されています。前祭(さきまつり)では23基、後祭(あとまつり)では11基が登場し、それぞれ異なるデザインや歴史を持つ山鉾が見られます
宵山(よいやま)
宵山の提灯と放下鉾 pic.twitter.com/Fo2P9yH76m
— 京都写真家_稲田大樹 / kyoto photographer Daiki Inada (@usalica) July 18, 2023
宵山は、山鉾巡行の前夜に行われる行事で、山鉾がライトアップされ、祇園囃子(ぎおんばやし)の音色が響き渡る中、街全体が幻想的な雰囲気に包まれます。前祭の宵山は7月14日から16日、後祭の宵山は7月21日から23日に行われます。町会所では山鉾の御神体や懸装品が公開され、屏風祭と呼ばれる行事では、旧家が秘蔵の屏風を飾り付けた座敷を開放します
神輿渡御(みこしとぎょ)
神幸祭の神輿渡御。何とか見れました。今年は“開国”と3連休の人出で平均身長が高くて🤣#祇園祭 pic.twitter.com/b2ExuVF1zl
— レオプリン@京都検定準1級タクシードライバー (@wanko_leopurin) July 17, 2023
神輿渡御は、八坂神社の神々を乗せた神輿が市内を巡行する行事で、山鉾巡行と並ぶ祇園祭の主役です。前祭の神幸祭(しんこうさい)は7月17日、後祭の還幸祭(かんこうさい)は7月24日に行われます。神輿が街を練り歩く様子は、祭りの熱気と活気を感じさせます
祇園囃子(ぎおんばやし)
日和神楽
八坂神社御旅所まで、お囃子を奏でながら翌日のが晴天であることを祈願して奉納。車の付いた枠(屋台)に鉦を吊るして太鼓とともに打ち鳴らし、笛を吹き賑やかに祇園囃子を奏でます
雰囲気最高です♪#祇園祭#祇園祭2023 #日和神楽 pic.twitter.com/K83CKapWZE
— 京都時間.jp (@kyototime_jp) July 16, 2023
祇園祭の期間中、街中で聴こえる祇園囃子の音色は、祭りの雰囲気を一層盛り上げます。コンコンチキチン、コンチキチンというリズムが特徴的で、祭りの高揚感を感じさせます
屏風祭(びょうぶまつり)
祇園祭前祭の宵々々山。夜の市街地に幻想が灯される。保昌山近くの屏風祭では、なんと新出の祇園祭礼図が出展されていた。立体的な金雲装飾や町屋の描画表現を見ると寛永年間あたりが制作上限だろうか。 pic.twitter.com/scW36zjWKL
— 梅林秀行 (@chang_ume) July 14, 2023
屏風祭は、山鉾町の旧家が秘蔵の屏風や美術品を公開する行事です。表の格子を外して座敷を開放し、訪れる人々に美しい屏風を披露します。前祭の屏風祭は7月14日から16日、後祭の屏風祭は7月21日から23日に行われます。祇園祭は、京都の街全体が祭り一色に染まり、地元の人々や観光客が一体となって楽しむ一大イベントです。豪華な山鉾や神輿、祇園囃子の音色、そして宵山の幻想的な雰囲気など、見どころが満載です。ぜひ、祇園祭の熱気と活気を体感しに訪れてみてください。
【厳選】7月京都の祇園祭以外のおすすめイベント
2024年バージョンで独断と偏見を交えて5つ絞ってみました。
ぜひ参考にして頂けたらと思います。
御手洗祭【下鴨神社】
昨晩は夜の下鴨神社、みたらし祭りで足浸してきた
猛暑を1日乗り越えた身体にありがたい冷たさ
帰り際足が下駄の上でじわ〜っとあったかくなって心地よかったなぁ2時間くらい飲み物だけもって鴨川チルしたのも最高だったし夏の京都やっぱりスキィ!!! pic.twitter.com/qlbXMEi0vx
— まるだし (@yu___tt00) July 30, 2022
御手洗祭は、京都の下鴨神社(正式には賀茂御祖神社)で行われる神事で、無病息災を祈るために行われます。この祭りは、毎年土用の丑の日の前後に開催され、参拝者は御手洗池に膝まで足を浸し、献灯を行います。下鴨神社は世界遺産に登録されており、五穀豊穣や厄除けの神としても信仰されています。
参拝者は、御手洗池に足を浸し、灯明を供えた後、ご神水を飲んで心身を清めます。楼門前には納涼市のテントが並び、みたらし団子をはじめとする京都の老舗名店が出店します。
貴船の水まつり【貴船神社】
貴船神社、水祭。裏の方だそうな pic.twitter.com/zdvXdu0p1M
— 黒豆はな(キラキラ度☆☆★) (@mamehana0705) July 7, 2015
貴船神社で行われる水まつりは、古来の雨乞神事に由来し、水の恵みに感謝する祭典です。貴船神社は全国2000社を数える水神の総本宮であり、万物の命の源である水の神を祀っています。
この祭りでは、奉茶式や舞楽の奉納、式包丁の儀などが行われます。また、七夕神事も併せて行われ、参拝者は水の恵みに感謝し、今年も適度な水の恵みを祈ります。
貴船神社 七夕笹飾りライトアップ
京都・貴船神社の「七夕笹飾り」色とりどりの短冊が境内に&夜間はライトアップも – https://t.co/L5esCTdwSq pic.twitter.com/46JHUTdAtp
— Fashion Press (@fashionpressnet) July 5, 2020
貴船神社では、七夕の時期に笹飾りライトアップが行われます。参拝者は願い事を書いた短冊を笹に飾り、夜には幻想的なライトアップが施されます。
このイベントは、ロマンチックな雰囲気の中で願い事を込めて短冊を飾ることができ、夏の夜を楽しむのに最適です。
旧三井家下鴨別邸 夏の夜間開館
旧三井家下鴨別邸。
夏の夜を思い思いに。 pic.twitter.com/ZYZGV9KlS8— Ryota,F (@Kyoto_Ryota_F) July 23, 2022
旧三井家下鴨別邸では、夏の夜間開館が行われます。国の重要文化財に指定されているこの美しい和風建築を夜間に鑑賞することができます。
歴史を感じる静寂の空間で涼をとりながら、幻想的な雰囲気の中でゆっくりと時間を過ごすことができます。
安楽寺 鹿ヶ谷かぼちゃ供養
通常非公開の京都「住蓮山 安楽寺」→https://t.co/FO47UJnMhe 春のさくら、つつじ、さつきと秋のもみじの季節、夏は鹿ケ谷かぼちゃ供養の日に一般公開。伝統行事で1年の健康を手に入れました pic.twitter.com/vAWHFNq0an
— #Photo阪急(阪急電鉄) (@hashphotohankyu) July 27, 2017
安楽寺で行われる鹿ヶ谷かぼちゃ供養は、病気平癒を祈願するユニークな祭りです。かぼちゃはかつて薬として使われていたことから、この供養が行われています。
供養の後には、かぼちゃの美味しい食べ方を紹介するイベントも開催されます。
夏の京都を満喫!体験&アクティビティで思い出作り!
【鴨川チル】河川敷でまったりTIME
学生バイトから「鴨チル」という新語を聞いた。鴨川ほとりでまったりすることだって
— gokuu (@sgokuu) August 3, 2021
「鴨川チル」とは、京都の鴨川沿いでゆっくりと過ごすことを指します。
特にカップルにおすすめの過ごし方で、鴨川の河原に座り、景色を眺めながらリラックスするのが特徴です。
カップルで訪れると、自然の中で静かな時間を共有できるため、特別な思い出を作ることができます。また、鴨川沿いにはカフェや和菓子屋も点在しており、散歩の途中で立ち寄るのも楽しみの一つです。
【貴船の川床料理】五感で感じる極上のひと時
ランチに貴船神社の川床ひろ文で
流しそうめん
朝10時頃に並んで整理券をもらい
(既に30人ほど並んでた)順番がくるまで1時間くらいあったので貴船神社に参拝。そうめんは早く食べないと次から次へとくる感覚。日本食のアトラクション。涼 pic.twitter.com/RUYQnanz9D— たなべみか(お山登拝アカ) (@ubusuna1984) June 19, 2024
貴船の川床(かわどこ)は、京都の奥座敷と呼ばれる貴船川沿いに設置された食事スペースで、夏の風物詩として知られています。
川床は5月から9月末までの期間限定で営業しており、涼しげな川のせせらぎを聞きながら食事を楽しむことができます。
貴船の川床料理は、鮎の塩焼きや天ぷら、鱧料理など、季節の食材を使った会席料理が特徴です。特に「貴船 ひろや」や「貴船 べにや」などの名店では、自然の中で贅沢な時間を過ごすことができます。川床は川のすぐ上に設置されており、体感温度が市内よりも低く、真夏でも涼しく感じられます。
【鴨川の納涼床】京都夏の風物詩
京都の夏の風物詩、鴨川納涼床…通称「川床」が開始しています。
川床の灯りが鴨川に反射する京景色がとても綺麗。
人生で一度は京の川床で食事を楽しんでみるのもいいかもしれません。
京都、おいでやす。 pic.twitter.com/EZ7tAxyBKm— 京都写真家_稲田大樹 / kyoto photographer Daiki Inada (@usalica) May 14, 2017
鴨川の納涼床は、京都の夏の風物詩で、鴨川沿いに設置された高床で食事を楽しむことができます。納涼床は5月から9月末までの期間限定で、昼と夜の両方で営業している店舗があります。
鴨川の納涼床では、京料理や創作料理、和洋折衷のメニューなど、多彩な料理を楽しむことができます。特に先斗町エリアには多くの店舗が集まっており、ディナータイムには川の流れと涼風を感じながら食事を楽しむことができます。納涼床は、川の景色を眺めながら食事をする贅沢な体験を提供し、特に夏の夜には涼を求める多くの人々で賑わいます。
【まとめ】7月京都イベントで最高の思い出を!
7月の京都は、暑さの中にあっても、美しさが光るイベントが盛りだくさんです。
世界中から人々が集まる祇園祭の熱気、静寂の境内を彩る灯籠の優しい光、そして清らかな水辺に響くお祭りの音色。
五感を刺激する体験を通して、日本の夏、そして京都の奥深い魅力を再発見できたのではないでしょうか。
伝統とモダンが美しく調和するこの街で、忘れられない夏の思い出を刻んでください。
さあ、あなたも心躍る京都の夏へ。
きっと、暑さも忘れるほど、特別な体験が待っていますよ^ ^
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